■　2019年10月14日　「第25回壁外調査博」発行 ■　新書/140ページ ■　登場人物 メアリー・アッカーマン（故人）：リヴァイの祖母。「ゴールデンラビットシリーズ」で世界的に有名な童話作家だが、偏屈で人嫌いのためシガンシナ地方の古いコテージでひっそりと暮らしていた。生前に立ち上げた「メアリー・アッカーマン財団」はシガンシナ地方の自然保護が目的。 リヴァイ・アッカーマン：ロンドンの新聞社に勤める政治記者。現実主義者で都会っ子。ただし、恋愛関係は敗戦続きのため半分諦めている。祖母の作品にまったく興味はなく、なぜか相続させられたシガンシナ地方のコテージも長年放置……だったが、修繕と遺品整理のため嫌々ながらやって来る。実は３歳のころ半年ほど暮らしていたが記憶はほぼない。 エルヴィン・スミス：自称・カナダの動物公園に勤める動物学者。雷が苦手なリヴァイをコテージで助けるが、実は「ゴールデンラビット」を捜していると真顔で告白する。リヴァイがメアリーの孫と知って遺品整理のサポートを願い出るが……。 モブリット・バーナー：「メアリー・アッカーマン財団」の若手スタッフ。「ゴールデンラビットシリーズ」をこよなく愛するがゆえ、コテージの遺品整理は長年の野望だった。圧倒的に鈍感だが、人柄は最高。 以上の４名に、エルヴィン父・アルミン・ヒストリア・ザックレーがからむファンタジーラブコメ（連呼）です。 ■　ご注意 ①　ファンタジーラブコメです（トータル4度目の宣言）。 ②　ファンタジーなのでエルヴィンの「自称・動物学者」は風前の灯です。お察しください。 ③　R18は持ち前のヌルさを維持しています。お察しください。